今回は簡単な自己紹介から。私には生まれたときから「脳性まひ」の障害があり、何をするにしてもスムーズにできることはありません。
時間がかかったり、余計な力をかけたり、人の力を借りたりしなければ、生活していくことができません。
でもそれは、私にとって生まれたときから当たり前の生活であり、普通なのです。
とはいえ、周り障害がない人と比べれば、大変で不自由なのかもしれません。
厄介な体と思うこともしばしばです。
しかし、様々な視点をもてばいくらでも充実した生活を送ることができるのです。
ただ、私がこの視点に立てるようになるには相当の年月を要しました。
特に中学時代は、常に他人と比べて落ち込む一方。
コンプレックスの塊で、いつもちっちゃくちっちゃくなっていました。よだれが出る、顔がゆがむ、動作が特異、食べ方が汚い・・・。
脳性まひの特徴すべてがいやでした。
こんな私が現在のようになれたのは、さまざまなできごとやよき知人との出会いのおかげであり、CILのかかわりが大きな転機となったのは間違いありません。
『自分らしく、ありのままに生きて、やりたいことには積極的に取り組んで輝きたい』